昭和中期のアイスクリーム製造装置です。
動画も撮影しましたのでご覧ください。YouTubeです。
https://youtu.be/3Rz38t8DhUs?si=9nwXpiyJDVk50Qeh

◎昭和30年前後の品物だと思われます。
◎木製の樽が外側になります。周囲を二本の鉄製の箍(タガ)が嵌め込まれていて強度を確保しております。内側にはアイスクリームの素となる液体(砂糖と牛乳)を入れるドラムをセットします。その上に、ドラムを回すためのハンドルをセットして使います。
◎樽の中には、氷を入れて塩を振りかけて、低温を作り出します。ハンドルでドラムを回しながら中の液体を凍らしていきます。シャーベット状になったところで取り出して食べると言うことになります。
◎多分あまり使われてはいないと思いますが、なんせかなり古い道具で、かなりの長期保管をされていた品物ですので、錆とかもあります。目立ちませんが上部の一箇所に金属の可動部(ストッパー？)がありますが、その部分は欠損しています。機能的には問題はない部分です。中のドラムは時間をかければ開けられると思いますが、錆があるので被せ蓋が開けにくくなってますので開けて写真を取っておりません。
◎ハンドルは鋳物に塗装をしたものだと思われます。ハンドルの手で回す部分は木製です。
◎実用は難しいとは思いますが、非常にレアなアイスクリーマーですので、大切にしてほしいと思います。
◎元箱も付きますがダメージはあります。
◎サイズはだいたいですが、高さ24cm、直径18cmです。
◎重さはだいたいですが2kgです。

昭和の時代は、ほとんどの家庭には冷蔵庫も冷凍庫もないのです。スイカを冷やすのはお風呂に溜めた水や井戸や川の水なのです。それでも夏の暑いときには「あー冷たい」ってな感覚なのです。
冷蔵庫なるものも存在はしています。分厚い木材で作られたただの箱なのです。扉を開けて上の棚に走ら氷を入れて、下の段には冷やしておきたいものを入れるのです。そんなものでも１日くらいは十分に保冷できるのです。
氷がほしい時には、氷屋さんから買うのです。リヤカーに柱氷を載せて、溶けないようにムシロで覆って運んできてくれるのです。
氷切り用のノコギリで必要な大きさに、シャーシャーシャーシャーと切ってくれるのです。
大正時代から工業生産のアイスクリームは始まったようです。でしがもちろん高級品なのです。普通の人は食べられないのです。
大金持ちの家なんかには、家庭でアイスクリームが作れる道具なんかがあるのです。明治時代から昭和の前期辺りまで、あまり形は変わらないのです。木の桶と金属の筒があって、その筒をぐるぐる回すタイプなのです。
昭和も40年前後にもなると電動のものが登場するのです。
当時のコンビニである駄菓子屋なんかで夏場にアイスクリームが買えるようになるのは、昭和30年代からなのです。大型の魔法瓶構造の容器(アイスクリームストッカー)にドライアイスを入れて、そこにあいすくりーむなんかを入れて販売するのです。子供のあこがれの食べ物なのです。夏場には駄菓子屋でアイスクリームが買えるようになるのです。

今回の品物は、初代タイプに近い、家庭用のアイスクリーム製造道具です。木の樽と金属でできています。あまり出回らないタイプですので、この機会にコレクションに加えては如何でしょうか。

今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。

同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。

発送
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※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。
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