民芸運動の推進者として美術史に名を残す河井寛次郎作の辰砂瓶です。
大変美しい釉と存在感ある造形が見事なお品です。共箱付
●サイズ：直径12.5cmx高さ21cm
●状態：一見して疵やヒビ・直しは見られません。
※骨董品という事をご勘案頂き、時代経過のスレや、小さな傷がある場合があるかもしれませんのでご承知置きください。
※出品物についての箱はあくまでも作品の付帯品とお考えください。箱のコンディション等によるクレームは一切お受け出来ませんので予めご了承ください。

【年鑑参考価格】
美術年鑑には，21.2cm×21.2cmで1200万円と掲載されています。

【作者について】
　1890-1966。島根県安来市生まれ。中学時代に焼物の道を志し、1910年、東京高等工業学校窯業科に入学。同校では2年下級だった濱田庄司と親しく交わった。卒業後は京都市立陶磁器試験場に技師として入所。1920年、京都市五条坂に工房「鐘渓窯」と住居を構える。翌年の初個展では、東洋古陶磁の技法を駆使した雅やかな作品が好評を博した。しかし、次第に自らの仕事に疑念を抱き、濱田を介して柳宗悦と親交を結ぶや作風を一変させた。1925年には、柳、濱田らとともに「日本民藝美術館設立趣意書」の起草に参加、その後は民藝運動の推進者として多くの工芸家を牽引していった。

【発送方法について】
発送は、着払いゆうパックを予定していますが、諸事情により、変更する場合があります。あらかじめ、ご承知ください。なお、発送までの日数を商品代金支払い手続き後、3〜7日としていますが、可能な限り早く発送させていただきます。