QUANTUM LEAP SPACESは、EASTWESTが7年間もの歳月を費やし収録したインパルスレスポンスを使用した24bit トゥルーステレオ・コンボリューション・リバーブです。 QUANTUM LEAP SPACESは、Neumann, Neve, Telefunken, TG, Manley, Sennheiser, Fairchildなど、60を超えるアナログ銘機と、Sony DRE S777 sampling reverb及びMeitnerのADコンバータを使用してインパルスレスポンスの収録が行われています。そして収録の際は、収録されたルーム/ホールが忠実に再現できるよう、ATC Monitorを適正な位置に置く形で使用されました。 例えばフレンチホルン向けのインパルスレスポンスを収録する際は、スイープトーンを一般的なオーケストラにおけるフレンチホルンの配置と同じように、ステージ中央より少しステージの左後方の僅かにフロアへ向けた位置で鳴らして収録しています。 また1stバイオリンセクションのインパルスは、スピーカーの角度を天井に向ける形でスイープ音を出力して収録するなど、リアリティを徹底的に追求しています。高域が若干減少した5番目のスピーカーは、豊かな音色の元となるバイオリンのボディを再現すべく、床に向ける形に置かれています。この方法論は、LAのスタジオにおいてロック系の楽器を使用するような場合でも同じように用いました。このためQUANTUM LEAP SPACESは、特に初期反射音において素晴らしいバランスを持ち、楽器が本来位置する場所の空気感を忠実に再現します。QUANTUM LEAP SPACESは、EastWestのライブラリーと組み合わせても。少ないCPU消費量で濃密なトゥルーステレオのリバーブ効果を得られるよう設計されています。 殆どのインパルスレスポンスは8チャンネルフォーマットで、殆どの場合においてサラウンドミックスに使用する事ができます。つまり、QUANTUM LEAP SPACESは、その全てのインパルスレスポンスが"特別"なものであるという事です。それらには全く同一のインパルスレスポンスは存在しません。QUANTUM LEAP SPACESは、その優れた柔軟性・多様性から、いかなる楽器や音楽スタイルであっても、それたに合ったリバーブを選択する事ができます。