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- 拍卖号: w1137025858
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主屋は入母屋造り・茅葺き・妻入りで、周囲に本瓦葺きの庇をめぐらしています。独立性の強い土間は近畿地方でも最大規模のもので寺院の庫裏や武家の台所を思わせます。また、架構形式を持つ土間と柱の省略の多い居室部は中世の雰囲気があります。
その平面の特質はダイドコロが大きく土間に張り出し、踏込みのあるナンドとザシキまわりは喰違三間取りを骨格とし、その形態は古式な様相をとどめています。この形式は泉南地方や和歌山県紀ノ川筋に分布し、喰違三間取りの平面は田の字型の四間取りに発展します。なお、主屋の建立年代は江戸時代初期と考えられています。
中家住宅は、現在でも広い敷地を占めますが、江戸時代後期の古図によると、敷地構えは今よりもはるかに大きく、主屋の東側には別棟の式台玄関のつく客殿(書院)がある他、表門の位置も主屋よりずっと手前にありました。
また、西面し組物をもつ向唐門(重文)は客殿にいたる賓客用の門として利用されました。他にも長屋門や郷蔵をはじめ付属屋が多く建ち、背後に堀が廻らされるなど、往時の中家の隆盛がしのばれます。
唐門は、後白河法皇が熊野行幸の際、御車寄せの御門を建ててお迎えしたことに由来し建てられました。出典:熊取町ホームページ
切妻造や入母屋造の両端には破風がつく。破風の内側に形成される部分を妻(つま)といい,ここには本来は内部の小屋組みが現れるのであるが,天井が張られ小屋組みが簡素になってからは,ここだけ特別に妻飾としてつくられる。妻飾には豕扠首(いのこさす),二重虹梁蟇股,虹梁大瓶束,狐格子などがある。出典:コトバンク
広瀬栄一氏は、石岡市高浜にある酒造会社の元社長で考古学文学に造詣が深く文人との交流も数多くあります。
台東区根岸にある子規庵の戦後の再建をした寒川鼠骨との交流や再建を経済的に援助した人です。
拓本は広瀬氏が収集したものしかないと思われ大変貴重な史料です。
拓本が取れるという広瀬氏の人脈に驚嘆します。
拓本もまた文化財だと思います。
保護新聞紙は、昭和42年8月13日付 いはらき です。
多くの方にご覧になって戴き貴重な資料がご研究のお役に立てれば大変嬉しいです。
写真にあるスケールは全長17㎝です。
サイズは136×69.3㎝です。
状態は経年によるシミヤケや破れがあります。
発送は追跡可能なクリックポストかゆうパック80サイズを予定しています。
東北関東東海信越北陸地区の場合1200円です。